福井県の敦賀市で半日ほど時間が空いたので、レンタカーを借りて少し回りました。
検索するといくつか古墳が見つかったので、そこからいくつか確実に簡単に見れそうなところをピックアップして回りました。この穴地蔵古墳はその中のひとつです。
アクセス
敦賀市街地からだと気比松原の方に向かい県道33号線を進み、井の口川を超えて交差点を左に曲がった山側にあります。車だと右側に注意しておくと石碑が道路脇にあって見えますのでわかりやすいと思います。駐車場はないので道端に止めることになるかと思います。
公共交通機関だとコミュニティバスの②常宮線で花城バス停が最寄だと思いますが、この線は1日3本ほどなのでちょうどの時間がない場合は⑤松原線で松葉町で降りても10〜15分程度歩くと着くのではないでしょうか。私は車だったのでわかりませんけど。
こんな感じで山側に見えます。
古墳
道路脇の案内板と、古墳脇の案内板の記載が違うんですよね。最近の調査でわかった事実でしょうか。築造年代とか。
道端に車を止めて、石碑と案内板のあるところから少し階段を上がると、正面に古墳が見えます。なかなか良い形なので思わず「お〜」と声がでますね。いい形です。
石室はもう少し奥行きがあったようですね。明治までは古墳の前にお堂があったようで、そのために前方が少し削られているようですね。
石室内に石棚があるのが珍しいようです。棚の上には後世の人がお供えしたであろうお地蔵さんがいて、そこからこの古墳の名前が付いているようです。
棚は落ちないように下から支えられています。お地蔵さんには近所の人が定期的にお花をお供えしているのでしょうね。
側面、後方から見た姿です。後ろから見てもいい円墳。
こじんまりとはしてるのですが、しばらくじっと眺めていたい古墳でした。