この日は、午前中は安城の古墳を巡った後、午後は名古屋経由で春日井市の方へ。中央線で揺られて高蔵寺駅から少し歩いて志段味古墳群に行きました。古墳自体は名古屋市守山区です。
4 世紀前半〜 7 世紀末にかけて作られた 70 基ほどの古墳からなる古墳群だそうです。
白鳥塚古墳
まずは駅からひたすら道を真っすぐ行ったところにある白鳥塚古墳。ここは駐車場もあり車でもアクセスしやすいですね。徒歩だと途中イマイチ歩道が整備されてなかったりしますが、20〜30分くらいで着きます。
白鳥塚古墳に近づくと、古墳自体はきちっと整備されています。
写真だと全体像がつかみにくいですが、肉眼だとちゃんと前方後円墳の感じが感じられます。
良いくびれです。
これは外の道から撮ったんだっけ? 後円部であることが感じられます。
志段味大塚古墳
白鳥塚古墳から住宅地の方へ向かって歩いてしばらくすると、交差点の左前方の方におおっ!見えた!
キレイに整備された古墳が見えたときは興奮しました!!
この古墳は5世紀後半の帆立貝式古墳です。作られた当時の形状に復元してるとのこと、うーん、美しいですね。
大塚 2 号墳
志段味大塚古墳を見たあとは広大な公園の中に点在する古墳を順番に巡ります。広い公園に点在する古墳で子どもたちが元気に遊ぶ、良い風景ですね。:-)
まずは公園の縁を構成するような感じで半分だけ残っているような大塚 2 号墳があります。開発で削られなかった残りを復元した感じでしょうか。
大塚 3 号墳
2 号墳の隣には面白い形で残っている 3 号墳があります。墳丘が崩れてこんな形で残っていたということかな?
大久手 5 号墳
この古墳も公園の縁に大塚 2 号墳と同じように一部が残っている古墳です。でも帆立貝式のくびれや曲線が感じられるように残っているためにしばらく見とれてましたよ。後円部は 2 段になっていて、なかなか立派です。
東大久手古墳
この公園の中でこの古墳だけは囲いがあり、中には入れませんでした。だいぶ削られたものの、後円部は 2 段だったであろうという帆立貝形古墳とのことです。
いい膨らみですねえ。
西大久手古墳
東と違ってこちらは開放されており、子どもが上で遊んだり、わずかな段差を自転車で上がったり降りたりと楽しそうに遊んでいました。いい古墳です。
ほとんど削り取られているものの、わずか墳丘の形状が分かる程度に土が盛り上がっています。帆立貝形古墳のようですね。
(続く)