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オトカ塚古墳・甲塚古墳・愛宕塚古墳・山王塚古墳・丸塚古墳

琵琶塚古墳を見たあとは、前の道をまっすぐ行くと、下野市に入り、天平の丘公園が到達します。その中にあるオトカ塚古墳を見ました。

オトカ塚古墳

天平の丘公園の森の中にある帆立貝形古墳です。緩やかに隆起しています。

オトカ塚古墳案内板

オトカ塚古墳 オトカ塚古墳 オトカ塚古墳

天平の丘公園内には立派な前方後円墳のようなものがありますが、古墳ではないようです。

甲塚古墳

天平の丘公園には国分寺や国分尼寺の跡があり、キレイに整備されています。私はこのような跡は好きなのですが、この日は国分寺跡はそっちのけで古墳だけに集中😂。

国分尼寺跡 国分寺跡

そのキレイに整備された公園や国分寺跡の脇に荒れ果てた感じで放置されてる感がただようのが甲塚(かぶとづか)古墳です。きちんと案内板は立ってるものの…

甲塚古墳案内板

6 世紀後半の帆立貝形古墳のようです。

甲塚古墳 甲塚古墳

この状態では帆立貝形とはわからないですね。

愛宕塚古墳

この地域の愛宕塚古墳は複数あるので「国分寺愛宕塚古墳」と記載されている場合もあるようです。下野市でもらった古墳資料は両方の表記が混在してるw

天平の丘公園から少し北に行くと、愛宕神社があります、その本殿の後ろが愛宕塚古墳です。2 段築成の前方後円墳で、全長は 78m です。

ちなみに小金井駅を出てから、この付近で初めてコンビニがありました。昼ごはんにありつけました。

愛宕神社 愛宕塚古墳案内板

本殿の後ろに回り込むと、くびれ部分に小さなお社があります。

愛宕塚古墳前方部 愛宕神社本殿から古墳に回り込む

古墳に上がって背面に降りると、より前方後円墳であることが感じられます。

愛宕塚古墳

愛宕塚古墳後円部 愛宕塚古墳後円部

愛宕塚古墳後円部 愛宕塚古墳前方部

愛宕 3 号墳

愛宕塚古墳からさらに北に回り込むと田んぼや畑で、その間の細い道を進むことになります。舗装された道から少し北に入ると愛宕 3 号墳があります。

円墳のようですが、築造時期はわかりません。このあたりには、大きな古墳に関連する多数の古墳があったようです。

愛宕 3 号墳 愛宕 3 号墳

愛宕 3 号墳 愛宕 3 号墳

愛宕 3 号墳は Google Map にはなかったので、地点登録しておきました。

山王塚古墳

愛宕 3 号墳からさらに東に進むと山王塚古墳が見えてきます。しかし、どこからアクセスしてよいかわからない!!

アクセスできそうなところは数か所あるんですが、全部私有地(誰かの家の中とかw)って感じで勝手に入るのがためらわれます。

そこで周りの道をぐるっと回って写真を撮っていると、近所の民家の前に仲良く座っていた老夫婦が私を見て「何を調べてるの?」と話しかけてきました。そこで「古墳を観に来たんですけど、山王塚古墳は近くまで行けますか?どこから行けばいいですか?」と聞くと、「その電柱の脇から入ったらいいよ」と教えてもらえました。

でも、その電柱の脇からあぜ道みたいなところを歩くわけですが、そこも私有地っぽいので、ほどほどに近くまで行って引き返しました。電柱の場所はこのあたりです。

山王塚古墳は、二段築成の前方後円墳で、全長は 90m ほどのようです。削られているのか、あまり前方後円墳感はなかったです。

山王塚古墳 山王塚古墳

山王塚古墳 山王塚古墳へのアクセス

丸塚古墳

山王塚古墳と並ぶように丸塚古墳があります。二段築成の大きな円墳です。関西の古墳は時代を進むとともに前方後円墳から円墳へと変化して、同時に小さくなっていきましたが、関東は円墳に変わっても大きさは巨大なままって古墳が多いですね。

丸塚古墳は 60m ほどの大きさの二段築成の円墳です(現地の案内板と観光案内所でもらったパンフレットで書いてある大きさが違う)。時期は 7 世紀前半のようです。

丸塚古墳案内板

丸塚古墳 丸塚古墳

この古墳は石室が見えます。

丸塚古墳 丸塚古墳

柵はあるけど、石室内部は確認できます。

丸塚古墳 丸塚古墳


このあとは壬生町の吾妻古墳へ。

参考

Hugo で構築されています。
テーマ StackJimmy によって設計されています。