物集女車塚古墳を見た後は、向日市指定の「こだいコース」に沿って古墳を見て回りました。こだいコースはむこうし歴史探検マップにあります。
寺戸大塚古墳
コース指定の順番とはちょっと違いますが、物集女城阯や、竹垣と竹藪が印象的な竹の径を通って寺戸大塚古墳へ。
ここは中には入れませんが、外から見るだけでも前方後円墳が感じられる、結構大きな古墳でした。横には寺戸大塚古墳の竹林小屋が建設中でした。壁塗り体験とかもあったりと観光イベントと絡めて作っているようですね。
4 世紀前半の前方後円墳で、全長は 95m とかなりの大きさです。かなりの埴輪も出土しているようですね。
くびれ部分のカーブが良いですねえ。
伝高畠陵古墳(桓武天皇皇后陵)
宮内庁管轄の陵墓で「桓武天皇皇后藤原乙牟漏高畠陵」というそうです。
- 伝高畠陵古墳(桓武天皇皇后陵) (向日市)
- 桓武天皇皇后陵 (向日市観光協会)
古墳時代前期の円墳とのことです。直径は 65m、高さは約 7m。
宮内庁が管理している陵墓と同じ感じで管理されていますね。
五塚原古墳
- 五塚原古墳 (向日市)
向日市役所の近くに、これもまた結構大きな前方後円墳があります。この五塚原古墳も中には入れませんが、寺戸大塚古墳と違って隣接する道を歩きながらぐるっと半周くらい回れます。全長は 91.2m で、前方部が三味線のバチ状で、前方後円墳出現のころ 3 世紀後半の古墳のようです。
前方部隅にある後円の脇の芝山公園に石碑が立っています。
中には入れないけど、ちゃんと整備した風の道はある感じでした。
元稲荷古墳
五塚原古墳のあとは、コースを外れて元稲荷古墳へ。子どもたちが元気に遊ぶ勝山公園内にありました。
前方後方墳という少し珍しい古墳ですが、後方部も丸い感じのコンクリート製の何かがあって、あまり方墳感はありませんでした。
こちらも 3 世紀後半〜 4 世紀の結構古い古墳です。全長は 92m、
後方部上には丸く囲われた何かがあるので、昔のなにかの施設でしょうか?
このあとは向日神社(結構お寺感のある立派な建物でした)や長岡宮跡を見たりして、阪急西向日駅へ。結構歩きました。