本当はこの日は東京出張の翌日で、関東のどっかの古墳を攻めるかなと思っていました。しかし、前日体調不良で出張を取りやめたものの、この日には体調も回復したので、代わりに車で行ける古墳に行こうということで行ってきました。
車も長い整備から返ってきて近所しか運転していなかったので、少しドライブもできて古墳も楽しめるところということで、桜井市を選びました。
桜井市観光協会のページにはモデルコースが色々あるのですが、午後に桜井市到着予定だったので、コースをたどることは難しそうなので、その中から一つ選ぶのと、あとは箸墓古墳に行こうということにしました。
その中から桜井茶臼山古墳を選んだのは、2024年末に観光協会の古墳探訪イベントがあったので、その準備で除草と草刈りがされているという話だったからです。今なら登りやすい!!ってことで行ってきました(他の古墳も整備されてるのかな?)
アクセス
古墳までは車で行きました。古墳前を通る国道 165 号線を走ると、右側にゴルフセンターがあり、その反対側が古墳です。前に工事用の衝立がありますが、その脇に車を止めました。
アクセスはちょっと前の動画ですが、この動画がわかりやすいかと思います。
- 【総集編】「桜井茶臼山古墳」奈良県桜井市 (「大和の古墳」チャンネル)
他に、国道に面した案内板の脇からも入っていけます。
2024年末のイベントは裏の方からアクセスしてるのかな?
- 【わくわくドキドキ大和桜井の古墳探訪!】2024 前編 (「大和の古墳」チャンネル)
(このイベント、桜井駅の集合が早すぎて行ける気がしないなあ)
古墳の周りはぐるっと一周できます。
古墳に上がる
先に紹介した動画に従って古墳に近づくと、くびれ部に出ます。このフェンスが開いているところから入って少し進むと墳頂に上がる道があります(写真の左方向に進む)。少し上がると石段があり、道であることがわかります。
くびれ部の上に上がると左右に道が別れており、左が前方部(国道方面)、右が後円部に向かう道です。
左に行くと車の音が大きくなってきて、前方部に着きます。
振り返っても木が茂っているので後円部は見えません。
ここから下のくびれ部分に戻って後円部に行きます。くびれ部からはかなり急坂です。この日は良い天気でしたが、落ち葉で滑る感じだったので、雨の後は登るのが難しい気がします。
後円部からは巻向方面への眺望が開けており(開けてるのも探訪イベントのおかげかと)、箸墓古墳が望めます。
くびれ部へ下って、そこからさらに下の石段を降りて、登り口まで戻ります。
古墳の周りを一周する
そこから古墳に沿って前方部(国道側)へ向かうと、国道に出ます。そのあたりに案内板があります。
来た道をたどって(上の 2 枚目の画像)下のくびれ部下に戻ります。
さらに古墳に沿って後円部に向かいます。
そのまま後円部を回り込むと少し開けたところに出ます。もうひとつ案内板があります。
開けたところの広場みたいなところは「周濠状遺構」と呼ばれるところで、ここだけ良く残っているようです。古墳へ登る側からは古墳全体の形があまり感じられませんでしたが、こちら側からだと少し離れてみることができるので、前方後円墳であること、後円部からくびれ、前方部へ至るカーブが良く感じられます。
この規模の前方後円墳に登れることはなかなかないですし、同時に近くをぐるっと一周できるので、なかなか貴重な古墳ではないかと思います。たっぷり堪能できました。
秋〜冬の時期にぜひ訪れてほしい古墳ですね。