野々瀬古墳群は、今治の南東にある笠松山山麓の愛媛県最大規模の群集墳とのことです。昭和初期には 100 基肄城の古墳が残っていたようですが、その後の開墾で今は 20 基ほどが残っているだけのようです。
朝倉ふるさと美術古墳館でもらったマップを参考に観てきました。
朝倉ふるさと美術古墳館から 10 分ほど車を走らせ、山を上っていくような道を進むと「野々瀬古墳群」と書かれた看板が目に入り、右手に古墳が見えます。
看板付近に車を止めようとしますが、適当な場所が見つかりませんでした。最初看板脇にあるこの日は閉まっていたっぽい作業所の門の前に車を止めましたが、もう少し進んで 10 号墳付近まで行くと、道が少し広くなって止められるところがありますので、そこに止めると良いと思います。そして 7 号墳から順に山を下るような感じで見ると良いでしょう。
12 号墳から 10 号墳方面へ山を上がっていくと、七間塚古墳(1号墳)方面へ向かう看板が立っています。
順番で行くと、7→8→10→9→5→3→2→1→12→13→14みたいな感じでしょうか。まあ、ここは適当に本能の赴くままに見学すると良いでしょう(笑)。
そして、美術古墳館でもらったマップに載っている古墳のうち、4 号墳だけわかりませんでした。5 号墳も、私有地っぽいところの中にあって、道路脇の墓地があるのですが、そこに入って裏に回り込むとそれっぽいところがあったので、そこが 5 号墳かなと思っただけで、案内はありませんでした。その他は看板が立っていて、わかりやすかったです。
五間塚古墳(12 号墳)
石室に入れます。立派な古墳です。
12 号墳の脇には陪塚も残っています。
10 号墳
五間塚古墳から坂を上がっていくと、途中七間塚古墳への道があり、そのまま坂を上がっていくと 10 号墳が見えてきます。
古墳自体、今も木が残っていますが、それ以外にもたくさん気が生えていたようですね。
9 号墳
10 号墳のすぐ隣にある 9 号墳、見学マップにもあるように現状の墳頂付近に石があり、石室も残っているようです。流石にこの開口では中には入れませんが、スマホを開口部に向けて中をパシャリ。
7 号墳、8 号墳
9, 10 号墳からさらに少しだけ坂を上がると 7, 8 号墳が並んでいます。
8 号墳はいい形ですね。
5 号墳
見学マップには 4, 5 号墳が載っていて、すぐに見学できそうなのですが、4 号墳は見つけられませんでした。ここであまり時間を食ってると、あとに響くので 4 号墳はあきらめました。
5 号墳のあたりは、9, 10 号墳の道を挟んで向かい側に墓地があります。その横は囲われていて私有地っぽい感じがします。その辺りが 5 号墳の位置っぽいので、さすがに私有地っぽいところに正面から入るのは無理なので、墓地に入ってみました。
その墓地内に入って裏側に回り込むと、何か石が見えたので、これかも!ってことで進んでみたら、古墳っぽいのがありました。これがたぶん 5 号墳ですが、案内板はないので実際のところはわかりません。見学マップと石の感じが似てるのでそうだと思いますが…
私有地で入れないのなら見学マップにはその旨記載がほしいですねえ。
こういう残り方の古墳もいいですねえ。
2, 3 号墳
さきほどの、五間塚古墳から 9, 10 号墳に向けて坂を上っていく途中で「七間塚古墳」という看板が合ったところの道に入ると、まずは 2, 3 号墳が見えてきます。
どちらも石室が残っていますが、3 号墳は中ものぞけないくらい開口部が狭いですね。
2 号墳、いい石室ですねえ。
七間塚古墳(1 号墳)
七間塚古墳はきれいに残っている立派な古墳です。石室も良いですね。石室入って写真撮ってたら、外見あまり撮れてなかったw
13, 14 号墳
最初に車を止めたあたりに 13, 14 号墳がありました。12 号墳と道を挟んで逆側です。
13 号墳は石室がありますが、結構埋まっているので入れるほどではなかったです。