Featured image of post 桜井古墳群(2)

桜井古墳群(2)

2022 年のラリージャパン観戦後に安城の桜井古墳群を半日回ったのですが、そのときは午後は別の古墳群に行ったので、まだ見ていない古墳がありました。そのときのレポートはこちら

今回、2026 年のラリージャパンに行ったので、その翌日再度桜井古墳群を訪問しました。

2022 年は公共交通機関で来ていましたが、今回は車でした。とはいえ、駐車場がない古墳も多いので、近隣の駐車場に車を止めて歩いて巡っています。

まずは、堀内公園の駐車場に車を止めて見学です。

二子古墳

まずは前回も訪問した二子古墳に行きました。こちらは特に変わりはなかったので前回のページをご覧ください。いい古墳です。

塚越古墳

こちらは願力寺の裏にあるコンパクトな前方後円墳です。4 世紀中頃の築造です。

色々なレポートを見ていると、願力寺の住職のお宅の脇を通って古墳に行かないといけないと書かれているのですが、その入口がどこなのかさっぱりわからず、ぐるっと回ってみると、裏の未舗装の道から古墳方面に上がる道が見えたので、そこを登ると古墳でした。ちょうど、願力寺の門からぐるっと回り込んで、古墳の北東側の道です。

願力寺 古墳へ上がる道

願力寺の生活空間を通る方の道からも入れると思います。どこなのかは桜井古墳群保存管理計画書第6章の89ページにあります。

周辺が畑や竹林、願力寺に囲まれており、周りも木が茂っているので、古墳全体を離れて見渡すことができないのですが、木々の間や墳頂から見ると、前方後円墳であることは感じられます。

塚越古墳(案内板) 塚越古墳(東側から)

上記、東側からの写真が、ちょうど未舗装の道から上がった所の景色です。

塚越古墳(後円部から前方部) 塚越古墳(後円部から前方部)

願力寺側からは古墳を見ることができますが、木が茂っていますので、全体を見るのは厳しいです。それでもよく目を凝らすと木の向こうに前方後円墳が感じられるはず(写真ではわかりづらいですが)。

塚越古墳(後円部から前方部) 塚越古墳(願力寺側から)

パノラマ撮影すると前方後円墳感でてきますかね〜。

塚越古墳(看板脇からパノラマ撮影)

案内板脇から後円部と前方部を撮影。

塚越古墳(願力寺側から後円部) 塚越古墳(願力寺側から前方部)


塚越古墳のあとは、車を桜井中央公園に移動させ、南の方から古墳を見学しました。

王塚古墳

桜井中央公園からすぐ近くの住宅に囲まれた中に王塚古墳があります。行った時はきれいに刈り込まれた状態でした。

はっきりはわからないようですが円墳のようです。築造時期は不明とのことです。

王塚古墳 王塚古墳

姫小川古墳

王塚古墳から少し北東方向に歩くと浅間神社という神社があります。ここが姫小川古墳です。後円部墳頂に神社本殿がある、よくあるタイプの古墳ですね。

全長は 65m ほど、後円部高さが 6〜7m、前方部が 3〜4m ほどの前方後円墳です。神社境内の木が茂っていたりして、前方後円墳の形をはっきり見ることはできませんが、前方後円墳であることはわかります。前方部より後円部が高いタイプですね。

姫小川古墳案内板 浅間神社

姫小川古墳後円部 姫小川古墳後円部

姫小川古墳 姫小川古墳前方部

結構な段数の階段を登って後円部墳頂の本殿に登ります。

浅間神社本殿への階段 浅間神社本殿

後円部墳頂から前方部へは階段や歩ける歩道になっています。

後円部墳頂から前方部 姫小川古墳前方部

姫小川古墳前方部から後円部 姫小川古墳全体パノラマ撮影

東側にも案内板がありました。

姫小川古墳案内板 姫小川古墳東側から

崖古墳

姫小川古墳のすぐ北に崖古墳があります。住宅の間の使えない空き地という感じで、言われないと古墳であることはわからないかもしれません。

安城市の資料には「古墳でない可能性が高い」と記載されています。

崖古墳 崖古墳

姫塚古墳

崖古墳のすぐ裏側(北)に姫塚古墳があります。案内板によると方墳に復元されているようですが、円墳の可能性もあるようです。

姫塚古墳案内板 姫塚古墳(東側から)

案内板には 4 世紀後半と書かれていますが、参考文献の資料だと築造の時期比定は困難と書かれています。古墳時代前期の遺物は出土しているようですね。

姫塚古墳(北東側から) 姫塚古墳(北側から)

墳頂にも登れます。

姫塚古墳(墳頂への道) 姫塚古墳墳頂

獅子塚古墳

4 世紀後半〜5 世紀前半の前方後円墳(もしくは前方後方墳)で、前方部は鹿乗川改修工事の際に削られたとのことです。保存計画書の一箇所には 6 世紀とあるけどたぶん誤記(別の所には 4 世紀後半〜 5 世紀前半とある)

ここも、墳頂に秋葉神社の本殿があります。

獅子塚古墳案内板 獅子塚古墳(秋葉神社)

ここも神社の木が茂っていて古墳の形を感じられるのが難しい古墳ですね。

獅子塚古墳 獅子塚古墳

獅子塚古墳 獅子塚古墳墳頂部

加美古墳

獅子塚古墳を見たあとは、鹿乗川に沿って南に下って加美古墳へ行きました。

ここは加美地蔵尊が祀られている祠がありますが、古墳の案内はありません。川沿いの正面から見ると単なる祠という感じですが、裏(西側)から見ると少し古墳感があります。東側(川沿い)も、地蔵尊への階段脇が少し古墳感ありますかね。

加美古墳 加美古墳

加美古墳 加美古墳

加美古墳 加美古墳(西側から)

愛染古墳

あとで番外編として紹介する国亭でランチをしたあとは、北東方向に向かって愛染古墳に行きました。

県道沿いで前が車が止められるスペースになっているので、ここに車を止めました。

ここも加美古墳と同様に、上に祠があります。道路沿いから見ると、単なる祠って感じですが、裏(西)側は少し古墳感ありました。

円墳のようですが、詳細は不明のようです。明治の大地震で墳頂の祠が全壊したので、墳丘を削って再建したとのことです。その際に刀剣が出土したけれども、本堂下に埋納したと伝わっているようです。

愛染古墳(南側正面から) 愛染古墳

愛染古墳(西側から) 愛染古墳(東側の道路沿い)

三ツ塚古墳 1 号墳

愛染古墳から少し歩くと住宅地の中に児童公園があり、そこに三ツ塚古墳 1 号墳が保存されています。

三ツ塚公園案内板

案内板には「1970 年頃には第1・2号古墳が残っていました」とあります。公園内の 1 号墳も、古墳ではなく、鎌倉時代の塚である可能性が高いとされているようです(参照: 安城市令和元年の調査)。他は住宅地の下でしょうか。

横には古井戸跡があります。

三ツ塚古墳1号墳 古井戸

三ツ塚古墳1号墳 三ツ塚古墳1号墳

東川古墳

読み方は「ひがしかわ」です。古墳の形状、築造時期ともに不明のようです。私有地の中にあるので、脇の道から眺めるだけです。

東川古墳 東川古墳

(番外編)国亭

古墳見学の間にランチの時間になったので、Google Map で検索して出てきたオムライスが美味しそうな国亭に行きました。

美味しかったですよ。安城の古墳探訪のお伴にどうぞ。

国亭 オムライス

参考文献

  • 桜井古墳群 (安城市埋蔵文化財センター)
    • このページに桜井古墳群保存管理計画書へのリンクがあり、参考になります
Hugo で構築されています。
テーマ StackJimmy によって設計されています。