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高安千塚古墳群 大窪・山畑支群

「大窪・山畑」は「おおくぼ・やまたけ」と読みます。

道は「しおんじやま&高安千塚古墳群散策マップ」を見るとわかりやすいでしょう。

八尾の観光WEBにはモデルコースもあります→「高安古墳群コース」

私は服部川駅前のコインパーキング(24h300円)に止めましたが、結構埋まっていたので駐車場所は常にあるかどうかはわかりません。

俊徳丸鏡塚古墳(大窪・山畑 27 号墳)

服部川駅から少し細い道を歩くと、住宅地の脇に俊徳丸鏡塚古墳があります。石室に行くには前の住宅に入っていく感覚で、誰か出てきたらどうしようとちょっとドキドキしますね。前の住宅は玄関出たらすぐ古墳ですw

俊徳丸鏡塚古墳 俊徳丸鏡塚古墳

直径 15m ほどの円墳です。

俊徳丸鏡塚古墳 俊徳丸鏡塚古墳

俊徳丸鏡塚古墳 俊徳丸鏡塚古墳

石室はきれいに残っています。玄室内の床には割れたはにわみたいなのが転がっていましたが、なにかの展示とか公開をやったあとの残存物?

俊徳丸鏡塚古墳 俊徳丸鏡塚古墳

俊徳丸鏡塚古墳 俊徳丸鏡塚古墳

27 号墳付近には他にも古墳があるようですが、ひとまず散策マップやモデルコースに従って東の山の方に向かいました。


27 号墳からは更に山の方に向かって、こんな感じの道を歩いていきます。

俊徳丸鏡塚古墳から39号墳への道 俊徳丸鏡塚古墳から39号墳への道

少し太い農道に出るとこんな擁壁があり、その裏側に 39 号墳があります。開口部が少し見つけづらいかも?

大窪・山畑39号墳前の擁壁


大窪・山畑 39 号墳

大窪・山畑39号墳 大窪・山畑39号墳

大窪・山畑39号墳 大窪・山畑39号墳

大窪・山畑39号墳 擁壁脇から入って左側に存在(写真の左が道と擁壁)

大窪・山畑 36 号墳(河内ドルメン)

ドルメン風なので「河内ドルメン」という名前があるようですが、墳丘が失われて、羨道の一部が残っている古墳のようです。

シュロの木が目印 薮をかき分けますが、ある程度道ができています

シュロの木と白いポールが立っているのが目印で、ポールを越えて上がっていきます。すると、左側に薮があるものの、少しトンネルのように道っぽくなっているところを入っていきます。結構ちゃんと進むべき方向がわかるので難易度は低いですが、夏は無理かもしれません。晩秋〜冬〜春にかけていきましょう。

薮のトンネルをくぐると急に視界が開けて、大きな石組みが現れます。すごい迫力!!

大窪・山畑36号墳 大窪・山畑36号墳

大窪・山畑36号墳 大窪・山畑36号墳

大窪・山畑36号墳 大窪・山畑36号墳

抜塚(大窪・山畑 7 号墳)

来迎寺の墓地内にゲートのようにあるのが抜塚です。なのでこういう名前なのでしょう。くぐって墓地に出入りできます。玄室はなく、羨道のみが残っているようです。

抜塚(大窪・山畑 7 号墳) 抜塚(大窪・山畑 7 号墳)

羨道でこれだけ立派ということは、玄室はどんなだったのでしょうね。6 世紀末の築成のようです。

抜塚(大窪・山畑 7 号墳) 抜塚(大窪・山畑 7 号墳)

大窪・山畑 6 号墳

抜塚の墓地と逆側の口沿いの道を少し東に行った所にあります。開口部は閉じられています。抜塚は巨石でしたが、こちらの石は小さいです。

大窪・山畑 6 号墳 大窪・山畑 6 号墳

大窪・山畑 8 号墳

6 号墳よりさらに上に上がったところの墓地の奥の方にあります。20m ほどの円墳だったようですが、まわりのお墓になってしまっているようです。しかし、石室は立派に残っています。6 世紀中頃の古墳とのことです。

大窪・山畑 8 号墳 大窪・山畑 8 号墳

大窪・山畑 8 号墳 大窪・山畑 8 号墳

大窪・山畑 8 号墳 大窪・山畑 8 号墳 大窪・山畑 8 号墳

大窪・山畑 3 号墳(?)

この付近には散策マップに載っている古墳以外にも多数古墳があるようですが、そのうちそれっぽい場所に行けた 3 号墳を紹介しておきます。ただ、どこが古墳かよくわかりません(コラw。

付近マップ 大窪・山畑 3 号墳

Google Map の 3 号墳の場所は、資料を元に私がプロット(登録)したもので、アテになりません(笑)。


3 号墳の近くには 2, 4 号墳があるようですし、来迎寺と法浄霊園の間あたりには 1, 5 号墳があるという話ですが、この日は散策マップだけを頼りにしてて、ちゃんと調べてなかったので場所がわかりませんでした。次回リベンジしたいところ。

そして、このあとは散策マップだけを頼りに行くにはもっと難易度が高い服部川支群が待っていたのでした…w

参考

Hugo で構築されています。
テーマ StackJimmy によって設計されています。